2011年11月30日水曜日

剪定、終了

つい数日前に剪定が終了しました。
今年は剪定前に雪が60cm近く積もったため心配していましたが、その後雨が降り、雪が溶けたため、予想よりもスムーズに進みました。

しかし、天気は雪、雨の連続で天候を見ながらの作業。
雪のときは作業ができるのですが、途中雨になって中止になったりの繰り返しでした。

後は、雪が降ってブドウが埋まるのを待つばかり。
早めに雪に埋まってほしいな。

2011年11月25日金曜日

道産ワインフェスティバル2011

開催直前ではありますが、告知です。

11月27日の道産ワインフェスティバル2011のイベントにて、プチセミナーを行うことになりました。
時間は19時から30分強です。
私は18時頃~参加する予定です。
詳しくは、道産ワインフェスティバル2011をご覧ください。

イベント自体は15時から開催してますので、ぜひいらしてください。
道産の貴重なワインも、用意しているそうですよ!

2011年11月23日水曜日

昨日は あみか

昨日はソムリエの池田さんにお誘いを頂き、岩見沢のレストランAmica(あみか)のワイン会へ。

今回はボジョレ・ヌーボー会ということで、ボジョレ・ヌーボー、マコン・ヴィラージュ・ヌーボーなど、新酒がメイン。
解禁したということは11月ももう少しで終わりなのだと改めて実感。

ワイン会は池田さんの説明が光り、皆楽しそうに、しかし真剣に話を聞いていました。
ちょっと気になったことをすぐに質問できる空気が自然と成り立っているのもこの会の魅力。

当日の様子は池田さんのブログをご覧下さい。
私、写真に写らないように引いていたのに、写っていました。

そして、Amicaさんでは、自家製のピクルスや果実酢の販売も開始しました。
ピクルスはもちろんAmicaさんでも食べれますし、お土産にしてもOKだそうです。
果実酢は調味料として、薄めて使うのがベスト!とのこと。


お店に入ると、自家製の棚が目に入る
 
果実酢

ピクルス
 お店は暖かいけれど、案の定外に出たらものすごい寒さでした・・・。

2011年11月21日月曜日

雪の中の剪定作業

昨日からブドウの剪定作業がはじまりました。

剪定は今年延びた枝をカットする作業。
言うのは簡単だけれど、枝を切りすぎるとブドウの生育が抑えられなくなり、残しすぎると栄養が不足する、など、様々な要因が重なり合う大切な作業。

午前中から作業をしていたのだけれど、午後は午前中よりも降雪が強くなった。
雪は濡れるわけではないし、逆に温度が氷点下に下がり辛くなる。
寒いことにかわりはないけれど、意外と利点もあるものです。

2011年11月19日土曜日

雨天

雪がひとしきり降った後の雨。ザクザクなところもあるけれど、かなりの量の雪が融けた。
この雨の後剪定作業に入るのだけれど、融けきらなくても雪は固くなっていそうだ。

醸造所では、シャルドネの二次醗酵が終了。
二次醗酵がまだ終わっていないのは、これでレンベルガーだけになった。
そのレンベルガーもあと少しで終了し、樽詰めは間近です。

樽に詰めると、今年ももう終わりなのだと、実感します。
まだ早いのですけれど。

2011年11月18日金曜日

ピノ・ノワール

ピノ・ノワールの赤ワインの醗酵中の写真はあったけれど、
その後が抜けていたため、ちょっと捕捉。

ピノ・ノワールに使用した器具が下の棒です。

ピジャージュ(=パンチダウン)のための棒。

醗酵中、二酸化炭素の生成により上がってきた果皮をワインの中に沈める道具です。
これを使用して果皮から渋味や苦味を抽出しました。

そして、二次醗酵。
二次醗酵はとってもややこしいので、省略。
簡単に言うと、果実に含まれるリンゴ酸を乳酸に変える「乳酸醗酵」です。

その後、樽詰め。

樽詰めされたピノ・ノワール。

この状態で、熟成させます。(現在進行中)
どのくらい熟成させるかはワイン次第。
テイスティングを行いながら、最適だと思える時期を決定します。 

今は、静かにピノが眠っている最中です。

2011年11月17日木曜日

宝水、雪景色




宝水町の今日の景色。
軽い雪が木の上にのり、山が白と青で染まっている。

天気になると木の上にある雪が下に落ちるので、こういった景色は見れなくなる。
雪が降り止み、視界が晴れたときにしか見れない。


ある意味貴重なショットです。

2011年11月16日水曜日

雪、降ってます。

とうとう雪が降りました。
昨日の雪が今秋初です。
その割には結構、しっかりと降っています・・・。




宝水では「自動気象観測装置」を設置して気象データを収集しているのですが、その装置はというと、

しっかりとタンク室内に避難させてあります。
この機械は雪の中でも大丈夫なものなのですが、一気に雪が降ることもあるので、念のため。


岩見沢の長い冬が、始まります。
そして、剪定は、この雪が止んだら、始まります。

2011年11月15日火曜日

器具、洗浄



あんまり話題にでない器具洗浄。
でも、とっても重要な作業です。

写真は使用後の器具をとりあえずお湯に漬けているもの。
汚れを浮かしてから取り除くのも、食器と同じ。


かなり地味~な作業です。

2011年11月14日月曜日

180度の虹


宝水町では、風景が広がっていることもありたまに「180度の虹」を見ることができる。
180度の虹は、そのまんまの意味ですが、アーチ状になっている虹です。

仕込みもだいぶ落ち着き始め、ちょっと外を眺めたら良い虹がかかっていたので記念に
パシャッ!


今日もここは平和です。

2011年11月13日日曜日

ピクルス、入荷。



岩見沢のレストラン「amica(あみか)」さんの自家製ピクルス(甘酢漬け)が入荷しました。
パプリカやニンニク、セロリなどがふんだんに入っています。
ちょっと食べてみましたが、酸味が程よく強いのでワインとの相性は良さそう!(まだ試していません)
岩見沢で宝水ワインが飲めるお店

このピクルス、本家のamicaさんのお店にももちろん置いています。
そして本家のamicaさんは宝水ワインも飲めるお店です。

行ったことのない方は、一度足を運んでみてください。

2011年11月12日土曜日

ワイン染めスカーフ、入荷。




今年のワインで染めたスカーフがワイナリーの店頭に並びました。
まだワインは熟成中であるため、ワインより早いお披露目になります。
製作してくれたのは札幌在住の「megring」さん。
ワイナリー2階のアート展示にも尽力してくださった染物をメインに行うクリエイターです。

ワイン染め製品は「ガーゼ」と「リネン」。
ピノ・ノワールとレンベルガー、その品種名もタグに入っています。

数量は少ししかございませんので、気になる方はお早めにご来店下さい。

2011年11月11日金曜日

ピノ・ノワール2010発売します


11月21日にピノ・ノワール2010を発売します。

ボトルの画像はありませんので、2009年画像をイメージとして掲載します。
ヴィンテージが変わるだけですので・・・。



ピノ・ノワール2010
価格:2,400(税込)
色:ロゼ-赤
ボディ:ライトボディ
製造本数:777本


コメント
2010年は高温多湿な年であり、ブドウの熟度はかなり進みました。ですので、酸味はかなりやわらかくなっています。
また、醸造面では岩見沢市宝水町の個性を見るために特別なことはせずスタンダードに醸造しました。そのため、色は淡くなっていますが、ボディは2009年よりもあるというスタイルとなりました。
ピノ・ノワールの果実の香りと優しいボディを楽しんでください。

※2009年は醗酵前に低温で果皮と果汁を浸漬しています。こうすることで果皮から色や香りの抽出ができます。2010年はこの作業を行わずに醸造をしています。
限定本数ですが、今回は小売店さんへも案内しています。
お近くのお店に、置かれる・・・かも。

2011年11月6日日曜日

赤のプレス作業

今日の出来事ではないけれど、プレス作業を撮影しておいたのでそれを紹介。


醗酵後の果皮


液だけを抜くと果皮が下がる


ワインだけをステンレスのバットに移すが、果皮が混入するためザルの
上からワインを入れる。バットに入ったワインはポンプで別のタンクへ。


液がほとんど出なくなるまで、バルブやタンクのドアを少しだけ開けて
チョロチョロと回収する。


プレス機に入れて搾汁
 赤の搾汁も残すところ後1種類です。

2011年11月5日土曜日

dancyuに掲載されました


「dancyu」の12月号に掲載されました!
掲載されたのは「RICCA雪の系譜シャルドネ2010」


掲載されたページは、シャルドネやソービニヨン・ブラン、ケルナー、ピノ・ノワールなどの品種が使用された国産ワインを紹介している特集のページです。
宝水ワイナリー以外にも様々な国産ワインの紹介がなされていて、内容も充実したものになっています。

国産ワインに興味のある方は(このブログを読んでいる方は国産ワインに興味があると思いますけれど)、一読をオススメします!