2011年12月31日土曜日

関東のお店めぐり bistro abats編

12月27日も関東代理店の清水さんと共に挨拶をして回った。
最初に尋ねたのは水道橋駅、本郷三丁目駅、御茶ノ水駅から歩いて行けるフランス料理店「bistro abats(ビストロ アバ)」。

お店の外観

ランチは魚料理を選択

ちょうど尋ねた27日が今年最後の営業日だったらしく、満席。
店内から厨房が丸見えになっている構造で、厨房を囲むカウンター席と少し離れたテーブル席がある。
尋ねた日、シェフが一人で満席の料理・注文など全てをこなしていたのだけれど、忙しい中にも余裕があった。
料理も素晴らしいおいしさで、食べながらほとんど「うまい」とか「おいしい」としか言っていなかったと思う。



しかし、こんなおいしい料理をお昼から食べれて大満足でした。
ありがとうございました。

2011年12月30日金曜日

関東のお店めぐり garibaldi編

12月26日の最後は千葉県勝田台駅にある「winebar garibaldi」。
私たち宝水ワイナリーの関東代理店「Garibaldi&Liqures」の営業部長を務めている清水さんのお店だ。

一緒にお店を回りながら、最後の終着点として、ここを設定。
お店の前。この写真は昨年末のラストライブのときのものです
一緒にお店を回っている清水さん

お店には今年ワイナリーまでいらしてくださった方や、去年このgaribaldiで出会った方などがいらしていました。
静かに楽しみながらワインを飲む雰囲気が、自然と流れているのもこのお店の魅力なのだと思う。


勝田台から私の実家までは結構あるため、22時過ぎにはお店を後に。


お店めぐりは12月26日だけでなく、27日も行いました。
明日からは、27日のお店紹介をしていきます。

2011年12月29日木曜日

関東のお店めぐり いまでや編

12月26日、千葉県のお酒屋「いまでや」を訪問。
いまでやさんは、宝水ワイナリーへもさまざまなシーズンにいらしてくださっていたけれど、こちらから訪問することがなかなかできなかった。
今回が初の訪問。

いまでやさんの外観

店内は奥行きのある広いスペースに数多くの酒類が並ぶ

宝水ワインの棚を発見!他にも多くの国産ワインが並んでいる

ショップにはカフェスペースが併設されていて、ゆったりと寛げる

カフェスペースでは、ランチも食べれる






店内には、バーカウンターもある
ショップ、カフェ、バーカウンターとお酒売り場に欲しいと思われるものが勢ぞろいしているすばらしいお店です。

お忙しい中、ありがとうございました。

2011年12月28日水曜日

関東のお店巡り ラ・カンパーニュ編

12月26日は関東代理店の方とお店巡りをする約束をしていた。


まず、最初に尋ねたのは東京駅(大手町駅)にある「ラ・カンパーニュ」。
カジュアルに楽しめる本格フレンチのお店だ。
お店の入り口

中に入ると数多くのワインが並んでいる。
この棚の半分は国産ワイン。



国産ワインには、それぞれワインの説明が付いている。
ランチのお肉料理

ランチのお肉料理を食べながら代理店の方と近況の話。
といっても、堅苦しい話というより、今年のワインのことや最近の動向を軽く話して後は食事を楽しむ。
食事の後はラ・カンパーニュの安藤店長とワイン談義に花が咲く。
今日の記念にボトルを持っていただき、写真撮影。 



いろいろと説明をしてくれた安藤店長

お忙しい中、ありがとうございました。

2011年12月20日火曜日

雪景色

毎日毎日除雪や雪の話をしているので、雪つながりで、今回は雪景色。
といっても、写真は宝水町のものではありませんが、宝水町周辺の山の写真です。

雪化粧した木々

停車して撮影した山道(舗装されてます)

2011年12月18日日曜日

連日の雪

最近の岩見沢は雪が多い。
しかし、住んでいると毎日量は多いけれど、ついつい慣れてしまうもの。

先日、山梨の友人から「岩見沢は大雪警報出てたよ」と連絡が入った。
「多い」とは思っていたけれど、警報が出てるのはラジオで少し耳にした程度だ。
住んでいると、大雪警報が出たときに「警報だ!」というよりも「やっぱり」という感覚のほうが強い。
しかし、スコップを備えておかないと、さすがにおっかないとも思い始めた。

さて、そんな宝水ワイナリーの今日のぶどう園。


下の写真が12月12日の写真



粉雪は毎日30-50cmは降っています。
高さがそんなに上がっていないのは雪の重圧で下の層が潰れて高密度になっているから。
でも、もう積雪量で1mは超えているのでしょう。
今回の冬、杭が見えないところまで、ひょっとしたら降るのかもしれない。

2011年12月13日火曜日

除雪

当然ながら、雪が降ったら除雪です。

岩見沢の雪はべらぼうな量ですから。
今日はワイナリーの屋根雪おろし。
力仕事でえっほえっほやりました。


屋根の雪

雪の高さ=60cmくらい

屋根から下

屋根雪を下ろした後、景色を撮影


除雪はタイヘンですが、やらないと屋根が潰れる恐れがありますので、定期的(積もったら)に行います。

2011年12月12日月曜日

豪雪

昨日今日と雪が降り続け、気がつけばものすごい量になっていました。

2階のバルコニーを除雪してから撮影

一本杭が折れているのは愛嬌です。
しかし、ブドウの樹は一気に埋もれました。

2011年12月7日水曜日

今月号のdancyuにも掲載されました!



昨月号に引き続き、今月号にも掲載されました。
今回の号は「3号連続企画」の再集合、その集大成となるワインがズラリと並びます。

そして見出しは玉子雑炊。
まったく関係ないですが、今晩は玉子雑炊にします。

2011年12月6日火曜日

昨日は地吹雪・吹雪

昨日は午前中が地吹雪、午後は吹雪き、夜は雪(吹雪かどうかはわからない)と降り続いていました。
つい先日までブドウも半分以上露出していたのですか、今朝はこの通り。



宝水町では昨日の晩に一度除雪を行い、今朝もう一度除雪をしなければいけないほどだったとか。
私も昨日は帰宅後駐車場を除雪し、今朝も除雪をしなければ車を出せないほどだった。

これからは、朝一番の動きが「車を見に行く」になりそうです。

2011年11月30日水曜日

剪定、終了

つい数日前に剪定が終了しました。
今年は剪定前に雪が60cm近く積もったため心配していましたが、その後雨が降り、雪が溶けたため、予想よりもスムーズに進みました。

しかし、天気は雪、雨の連続で天候を見ながらの作業。
雪のときは作業ができるのですが、途中雨になって中止になったりの繰り返しでした。

後は、雪が降ってブドウが埋まるのを待つばかり。
早めに雪に埋まってほしいな。

2011年11月25日金曜日

道産ワインフェスティバル2011

開催直前ではありますが、告知です。

11月27日の道産ワインフェスティバル2011のイベントにて、プチセミナーを行うことになりました。
時間は19時から30分強です。
私は18時頃~参加する予定です。
詳しくは、道産ワインフェスティバル2011をご覧ください。

イベント自体は15時から開催してますので、ぜひいらしてください。
道産の貴重なワインも、用意しているそうですよ!

2011年11月23日水曜日

昨日は あみか

昨日はソムリエの池田さんにお誘いを頂き、岩見沢のレストランAmica(あみか)のワイン会へ。

今回はボジョレ・ヌーボー会ということで、ボジョレ・ヌーボー、マコン・ヴィラージュ・ヌーボーなど、新酒がメイン。
解禁したということは11月ももう少しで終わりなのだと改めて実感。

ワイン会は池田さんの説明が光り、皆楽しそうに、しかし真剣に話を聞いていました。
ちょっと気になったことをすぐに質問できる空気が自然と成り立っているのもこの会の魅力。

当日の様子は池田さんのブログをご覧下さい。
私、写真に写らないように引いていたのに、写っていました。

そして、Amicaさんでは、自家製のピクルスや果実酢の販売も開始しました。
ピクルスはもちろんAmicaさんでも食べれますし、お土産にしてもOKだそうです。
果実酢は調味料として、薄めて使うのがベスト!とのこと。


お店に入ると、自家製の棚が目に入る
 
果実酢

ピクルス
 お店は暖かいけれど、案の定外に出たらものすごい寒さでした・・・。

2011年11月21日月曜日

雪の中の剪定作業

昨日からブドウの剪定作業がはじまりました。

剪定は今年延びた枝をカットする作業。
言うのは簡単だけれど、枝を切りすぎるとブドウの生育が抑えられなくなり、残しすぎると栄養が不足する、など、様々な要因が重なり合う大切な作業。

午前中から作業をしていたのだけれど、午後は午前中よりも降雪が強くなった。
雪は濡れるわけではないし、逆に温度が氷点下に下がり辛くなる。
寒いことにかわりはないけれど、意外と利点もあるものです。

2011年11月19日土曜日

雨天

雪がひとしきり降った後の雨。ザクザクなところもあるけれど、かなりの量の雪が融けた。
この雨の後剪定作業に入るのだけれど、融けきらなくても雪は固くなっていそうだ。

醸造所では、シャルドネの二次醗酵が終了。
二次醗酵がまだ終わっていないのは、これでレンベルガーだけになった。
そのレンベルガーもあと少しで終了し、樽詰めは間近です。

樽に詰めると、今年ももう終わりなのだと、実感します。
まだ早いのですけれど。

2011年11月18日金曜日

ピノ・ノワール

ピノ・ノワールの赤ワインの醗酵中の写真はあったけれど、
その後が抜けていたため、ちょっと捕捉。

ピノ・ノワールに使用した器具が下の棒です。

ピジャージュ(=パンチダウン)のための棒。

醗酵中、二酸化炭素の生成により上がってきた果皮をワインの中に沈める道具です。
これを使用して果皮から渋味や苦味を抽出しました。

そして、二次醗酵。
二次醗酵はとってもややこしいので、省略。
簡単に言うと、果実に含まれるリンゴ酸を乳酸に変える「乳酸醗酵」です。

その後、樽詰め。

樽詰めされたピノ・ノワール。

この状態で、熟成させます。(現在進行中)
どのくらい熟成させるかはワイン次第。
テイスティングを行いながら、最適だと思える時期を決定します。 

今は、静かにピノが眠っている最中です。

2011年11月17日木曜日

宝水、雪景色




宝水町の今日の景色。
軽い雪が木の上にのり、山が白と青で染まっている。

天気になると木の上にある雪が下に落ちるので、こういった景色は見れなくなる。
雪が降り止み、視界が晴れたときにしか見れない。


ある意味貴重なショットです。

2011年11月16日水曜日

雪、降ってます。

とうとう雪が降りました。
昨日の雪が今秋初です。
その割には結構、しっかりと降っています・・・。




宝水では「自動気象観測装置」を設置して気象データを収集しているのですが、その装置はというと、

しっかりとタンク室内に避難させてあります。
この機械は雪の中でも大丈夫なものなのですが、一気に雪が降ることもあるので、念のため。


岩見沢の長い冬が、始まります。
そして、剪定は、この雪が止んだら、始まります。

2011年11月15日火曜日

器具、洗浄



あんまり話題にでない器具洗浄。
でも、とっても重要な作業です。

写真は使用後の器具をとりあえずお湯に漬けているもの。
汚れを浮かしてから取り除くのも、食器と同じ。


かなり地味~な作業です。

2011年11月14日月曜日

180度の虹


宝水町では、風景が広がっていることもありたまに「180度の虹」を見ることができる。
180度の虹は、そのまんまの意味ですが、アーチ状になっている虹です。

仕込みもだいぶ落ち着き始め、ちょっと外を眺めたら良い虹がかかっていたので記念に
パシャッ!


今日もここは平和です。

2011年11月13日日曜日

ピクルス、入荷。



岩見沢のレストラン「amica(あみか)」さんの自家製ピクルス(甘酢漬け)が入荷しました。
パプリカやニンニク、セロリなどがふんだんに入っています。
ちょっと食べてみましたが、酸味が程よく強いのでワインとの相性は良さそう!(まだ試していません)
岩見沢で宝水ワインが飲めるお店

このピクルス、本家のamicaさんのお店にももちろん置いています。
そして本家のamicaさんは宝水ワインも飲めるお店です。

行ったことのない方は、一度足を運んでみてください。

2011年11月12日土曜日

ワイン染めスカーフ、入荷。




今年のワインで染めたスカーフがワイナリーの店頭に並びました。
まだワインは熟成中であるため、ワインより早いお披露目になります。
製作してくれたのは札幌在住の「megring」さん。
ワイナリー2階のアート展示にも尽力してくださった染物をメインに行うクリエイターです。

ワイン染め製品は「ガーゼ」と「リネン」。
ピノ・ノワールとレンベルガー、その品種名もタグに入っています。

数量は少ししかございませんので、気になる方はお早めにご来店下さい。

2011年11月11日金曜日

ピノ・ノワール2010発売します


11月21日にピノ・ノワール2010を発売します。

ボトルの画像はありませんので、2009年画像をイメージとして掲載します。
ヴィンテージが変わるだけですので・・・。



ピノ・ノワール2010
価格:2,400(税込)
色:ロゼ-赤
ボディ:ライトボディ
製造本数:777本


コメント
2010年は高温多湿な年であり、ブドウの熟度はかなり進みました。ですので、酸味はかなりやわらかくなっています。
また、醸造面では岩見沢市宝水町の個性を見るために特別なことはせずスタンダードに醸造しました。そのため、色は淡くなっていますが、ボディは2009年よりもあるというスタイルとなりました。
ピノ・ノワールの果実の香りと優しいボディを楽しんでください。

※2009年は醗酵前に低温で果皮と果汁を浸漬しています。こうすることで果皮から色や香りの抽出ができます。2010年はこの作業を行わずに醸造をしています。
限定本数ですが、今回は小売店さんへも案内しています。
お近くのお店に、置かれる・・・かも。

2011年11月6日日曜日

赤のプレス作業

今日の出来事ではないけれど、プレス作業を撮影しておいたのでそれを紹介。


醗酵後の果皮


液だけを抜くと果皮が下がる


ワインだけをステンレスのバットに移すが、果皮が混入するためザルの
上からワインを入れる。バットに入ったワインはポンプで別のタンクへ。


液がほとんど出なくなるまで、バルブやタンクのドアを少しだけ開けて
チョロチョロと回収する。


プレス機に入れて搾汁
 赤の搾汁も残すところ後1種類です。

2011年11月5日土曜日

dancyuに掲載されました


「dancyu」の12月号に掲載されました!
掲載されたのは「RICCA雪の系譜シャルドネ2010」


掲載されたページは、シャルドネやソービニヨン・ブラン、ケルナー、ピノ・ノワールなどの品種が使用された国産ワインを紹介している特集のページです。
宝水ワイナリー以外にも様々な国産ワインの紹介がなされていて、内容も充実したものになっています。

国産ワインに興味のある方は(このブログを読んでいる方は国産ワインに興味があると思いますけれど)、一読をオススメします!

2011年10月28日金曜日

現在

久しぶりに更新。


ようやく果実の受け入れもほとんどが終わり、あと少しで破砕作業は終了します。
破砕さえ終われば後は醗酵管理と赤のプレスのみ!
仕込みの忙しい時期もあともう少しです。

レンベルガーのプレスは今月31日か11月初旬頃を予定し、順調に醗酵中。

特にマシントラブルもなく、今年は少々順調すぎて不安になりそうなくらい。

仕込みはもうそろそろ終盤ですが、気が緩むときこそ気を引き締めなくては!

今後も更新が遅れるかもしれません。
どうかご了承ください。

2011年10月17日月曜日

ピノ・ノワール 醗酵の写真


写真は、今のピノ・ノワールの醗酵タンクのものです。
醗酵中は酵母が糖分をアルコールと炭酸ガス(二酸化炭素)に変換するのですが、その時の炭酸ガスで果皮が上に上がってきます。
この果皮などを棒で押して、ワインの中に沈ませる作業が「パンチダウン」「ピジャージュ」と呼ばれる作業です。(パンチダウンは英語、ピジャージュはフランス語)

ピノ・ノワールの醗酵もあとちょっとです!

2011年10月16日日曜日

ピノ・ノワール、順調に醗酵中

ピノ・ノワールの醗酵が後期(半分以上進んだ時期)に入りました。
糖度も9度程度となり、あと数日で醗酵が終了します。

明日、写真掲載します。

2011年10月13日木曜日

シャルドネ プレス

今日はシャルドネを収穫し、プレス。
今年は雨・その後の湿度+スズメバチの被害が重なり、シャルドネは2tちょっと。
2000本あるかなぁ。

明日の午前中もプレスを行います。

2011年10月12日水曜日

デラウェアの醗酵が終了

ワインは順調に醗酵し、デラウェアは本日醗酵終了しました。
写真はデラウェアの醗酵後の液面の写真です。



醗酵終了直後は、醗酵中につくられる炭酸ガス(二酸化炭素)がまだ残っています。

2011年10月11日火曜日

雑誌に掲載されました!

最近嬉しいことに雑誌に取り上げていただける機会がありました。
仕込み中の発売でアップできなかったのですが、以下の3冊です!



「ときめき旅 北海道」
「rapora(ラポラ)」
「食楽」

書店で見かけましたら、是非購入して熟読してみてください。
宝水ワイナリー以外にも多くの国産ワインが掲載されていますので、国産ワイン好きにはとても楽しい内容になっています。

2011年10月10日月曜日

分析、たくさん。

ワインにするブドウを収穫したら、まず潰します。
そして潰したら、醗酵させる前に分析します。


分析は糖度、酸度、pHなどですが、そのブドウのステータスを把握するためです。
この分析値は、醗酵の最中だったり、様々な場面で活躍します。といっても、最終的には官能評価ですけどね。